ようこそ　やまなみこども園ころぼっくるへ
乳幼児期は、人間にとって人生のはじまりの時期、人生の土台を作る重大な時期です。植物で言えば、根っこをはりめぐらせる時期です。人も木も土台や根っこがしっかりしていなければ大きく育つことができません。特に3歳までのこの時期、愛に満たされたくさん抱きしめられて育った暮らしは、その子が一生を飛び続けることができるエネルギーになるといわれています。眠りと目ざめの生活のリズムをつくり、そして食べること、あそぶことをたいせつに、文化や芸術を愛し、生き生きと暮らしをはこんでゆく主体者になることを目指しています。余計なことはいらないのです。本当に大切なことに時間をかけてたっぷりと、ていねいに一日一日積み重ねてゆきます。ここで友だちなかまと群れ育つ、ワクワクドキドキの楽しい時間は、きっと一生の宝物にそして財産となることでしょう。どんな時代が来ようとも、かしこく、たくましく、やさしく、自分らしく 育ってほしいと願っています。そのためにも子育てのパートナーとして、お父さんお母さんと子どものことを語り合い、伝えあい、協同して力も心も寄せ合ってゆきたい。やさしさも、骨折りも情熱も、知恵も出し惜しみせずにこどもたちに注いでゆきましょう。こどもたちの未来に「よき花」が咲きますように。

やまなみこども園ころぼっくる
園長　山並 さやか（やまなみ さやか）